ケイシー・マイケルズ
2010年1月5日刊
誘惑的な体と、すべてを見透かすような目。侯爵は一夜にして彼女に眩惑された。
ダヴェントリー侯爵は、目の前の光景を見て唖然とした。亡き戦友の妹プルーデンスの後見人として訪れた廃墟のような館。そこにはのんきに泥浴する野卑な老人と、男物の服を着た娘がいた。プルーデンスは祖父との呪わしい生活から解放され、まずはハンサムな後見人に感謝した。次に、彼の妹と親友になった。それから仕立屋ですばらしいドレスをあつらえてもらい、そのあと、財布をすられそうになって犯人をとっちめた。現場を見たダヴェントリー侯爵にそれをとがめられ、反発すると……いきなり唇を奪われた。
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