中世イングランド、薔薇戦争の時代からはじまる
キャヴェンディッシュ家シリーズ。
日本では原書刊行順を無視して
本当にめちゃめちゃの順で刊行されたので
機会があれば以下の順で読んでみるといいです。
このシリーズはスピンオフを特に意識して書かれているので
シリーズものとして読むと面白さが全然違います。
(以下リンク先は楽天ブックス)

アリシア&トーマスのお話。
アリシアは白薔薇を象徴としたイングランド王家
プランタジネット家の末裔という設定。
しかし・・・長男に愛犬の名前をつけてしまったトーマス・・・
君はやっぱりただものじゃない。



長男ブランドンがヒーロー。

日本ではこの作品から邦訳されました。
シリーズ一の美男子、二男のガイがヒーロー。
ちょっとやそっとの美男ではないらしい・・・。
復刻文庫版はこちら↓

で・・・私が一番好きなのはこちら

20代のブランドン&ガイ兄弟も登場
時代的には上の2作品よりこちらのほうが先です。ぜひぜひお勧め。
ヒーローはトーマスの従者、アンドリュー。
なんと本作では騎士に昇格して大活躍・・・。
というか、いい役ですね実においしい・・・これは。
ヒストリカル版マイフェアレディです。

ブランドンの娘ベルがヒロイン
ヒーローに同情しちゃいますよ。
幼き頃のヒロイン、ベルの悪ガキぶりを知りたければ
「身代わり婚約者」を読むべし!

ブランドンの息子フランシスがヒーロー
ベルとフランシスは同じ年・・・なんですよね!
フランシスの出生の謎もこの作品でようやく明らかに。
そして、なんと
あのアリシア(第1作のヒロイン)が本作では未亡人になってしまう・・・
う〜む、死までの全生涯が描かれているヒーローというのは非常に
珍しい。ハーレクインヒーローは普通死なないのよ〜!!
トーマスうううううう。
気を取り直して・・・こちら

ガイの娘トニアがヒロイン。
処刑されそうになるヒロインというのも意表を突くけど
処刑人がヒーローというのもかなり変わってる。
ヒーローと一緒に自分の墓堀りを見学する?ヒロインが◎。
ガイが『頑固爺』になって登場するのが
何よりおかしい。ふふふ。
電子書籍で今すぐ読むeBook
ビーケーワン