騎士たちが愛と栄誉のため、忠誠と正義をかけて戦ったというだけあって、もっともドラマチックな時代でもあり、ハーレクインのみならず、さまざまな文学作品の舞台となっている。ヒストリカルの作品の中にも歴史上の王や出来事が実際に登場するので、フィクションでありながらもなんとなくリアルで、おはなしに深みが出て面白い。
第1回(1096〜99)
フランス・ノルマンの騎士を中心に約3万人が参加。エルサレムを占領してエルサレム王国を建設。巡礼者を含めると10万人ともいわれ、数々の騎士団が誕生するなど最大規模にして、唯一華々しい成果を挙げた遠征。
第2回(1147〜49)
エルサレム王国の援護のためドイツとフランスが中心となって出兵したが、途中で挫折。
第3回(1189〜92)
1187年、イスラム君主サラディンがエルサレムを占領したため、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(ドイツ赤ひげ王)・リチャード1世(イギリス獅子王)・フィリップ2世(フランス尊厳王)らが総出で参加するもエルサレム奪還には失敗。アッコンの戦いが有名。
HS-37『剣と竪琴』
第4回(1202〜04)
本来の目的を外れ、ヴェネチア商人主導でコンスタンチノープルにラテン帝国が建設。
第5回(1217-21)
エジプトを攻め、エルサレムを奪還しようとするが失敗。
第6回(1228-29)
第7回(1248〜54)
フランス王ルイ9世中心に遠征するが逆に捕虜となってしまう。
第8回(1270)
フランス王ルイ9世が再度計画するが途中で王が病没。
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