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2003年10月18日

リチャード3世って悪人なのか

リチャード3世 (1452 - 1485年8月22日)
在位:1483年 - 1485年

白ばらヨーク家最後の王、リチャード3世といえば・・・

姦計に長けた極悪非道なイメージ。
狡猾で残忍、何しろ八男ながら前王(兄)が死去すると
幼い2人の王子を殺して自ら王になったのですから。

自分が殺した男(王太子)の未亡人(アン・ネヴィル)と財産目当てで結婚し、兄(クラレンス公)を殺し、腹心の部下(バッキンガム公)を殺し、幼い甥たちを殺し、残された姪との再婚を企て邪魔になった妻を・・・とくれば、どんな悪人かとだれもが思う。


410202011Xリチャード三世
ウィリアム シェイクスピア William Shakespeare 福田 恒存
新潮社 1974-01

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でも、このリチャード像は、実は後世の創作だったのでは・・・
という人もいる。
シェイクスピアはリチャードを倒したチューダー朝の劇作家。
かな〜り、脚色していてもおかしくない。

実は兄想いの勇壮果敢な王だったのではないか。
なにせシェイクスピアでは容貌まで、「怪奇にして醜悪」なんです。
そんな「悪」のイメージを払拭する、
家族思いの、悩み多きリチャードが登場するのがこちらの作品。
人物史を知っていて読むと実に興味深いです。

在位自体はたったの2年!!
その間に反乱は起こる、幼い長男は病死、妻も病死、おまけに
チューダ朝開祖のヘンリー7世に殺されてしまう、
実に悲惨で悲劇な王様なのです。


ひらめきこの時代のお薦めヒストリカル

4833546299戦野の白薔薇
ジョアンナ メイクピース Joanna Makepeace 泉 由梨子
ハーレクイン 1997-11

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位置情報注目の登場人物

アン・ネヴィル( 1456 - 1485) 
リチャード3世王妃
女相続人で財産と称号を持っていた。
彼女は実はヘンリー6世の王太子エドワードの未亡人。エドワードをチュークスベリーの戦い(1471)で破ったのがリチャード3世。(1472年にリチャードと結婚)。
病弱で、リチャードの戦死を見ずして死去。アンと離婚して姪(エドワード4世の娘)エリザベスと結婚することを計画し、アンを毒殺したという噂があるが・・・。

ネタバレごめんで明かしてしまうと、このお話の中では
妻を失い、おいおい嘆き悲しむリチャードが登場します。
まったくイメージが違いすぎ・・・!!



ひらめきこちらの作品もいかが
4894490617リチャード三世を愛した女
ジーン プレイディー Jean Plaidy
バベルプレス 2007-10

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0975126407The Rose of York: Love & War
Sandra Worth
End Table Books 2003-10

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0451231295The Virgin Widow
Anne O'Brien
NAL Trade 2010-11-02

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